介護福祉士国試、科目ごとの「パート合格」導入 厚労省 実務経験ルート負担減へ検討

厚生労働省によると介護福祉士の受験者数が年々減少していることを受け、最も受験者数の多い「実務経験ルート」の受験者が働きながら合格を目指しやすいような施策を検討しているよう。

目的は人材の確保だ。介護福祉士国試の昨年度の受験者数は7万4595人。3年連続の減少となり、ピーク時(2014年度)の半数以下にまで低下した。地域の介護ニーズが更に拡大、または複雑化していく今後を見据え、サービスを支える専門職の不足を懸念する声が多い。

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