緩和ケア勉強会(令和8年5月4日)を開催しました 講師:浦添総合病院 緩和ケア認定看護師 金城りか 様
ゴールデンウィーク中の5月4日、浦添総合病院 認定看護師 金城りか様をお迎えし、緩和ケア勉強会を開催いたしました。
テーマ
病院から在宅へのバトンタッチを安全に進め、患者様・ご家族の希望に沿った看護・緩和ケアを協働で提供するための理論と実務について、具体的な症例を中心にご講演いただきました。
緩和ケアの基本概念
トータルペインの4側面の整理
- 終末期に顕著化するスピリチュアルペイン(SP)の3次元理解
- 時間存在
- 関係存在
- 自律存在
- 「解決しうる言葉がない」苦悩への姿勢:感情を当然のものとして受け止め、丁寧に向き合うこと
- 長期化学療法・分子標的薬・免疫療法の進歩に伴うサバイバル延長が、心理・家族に及ぼす影響
- 終末期説明と在宅移行に伴う心理的負担、主治医・看護師との関係終結による「支えの喪失感」への配慮
在宅移行のポイント
- 病院—訪問間の情報共有(人となりの引継ぎ、観察情報、困りごと)
- 主治医との緊密連携
- 緊急対応体制の明確化
- 家族アセスメントの継続(役割・反応様式・認識のズレ)
- チーム内の対応統一
このほかにも数多くの重要な事項についてご講演いただき、ふくぎ訪問看護の職員にとって、今後の運営にあたり実り多い一日となりました。
ご多忙のなか快く講師をお引き受けくださった金城様に、改めて心より感謝申し上げます。

